基礎工事を軽視すると大後悔?
- 純 小池
- 2025年4月7日
- 読了時間: 6分
今から建物を建てるオーナー必見:基礎工事のチェックポイント17選
「配置の確認は無事に済んだけど、**次は“基礎工事”**が始まる…」
「基礎って大切だとは聞くけど、何をどうチェックすればいいのか分からない…」
そんな建築オーナーの皆さまへ。
実は基礎工事は、建物の耐震性や耐久性に大きく影響する超重要工程です。
本記事では、プロでなくても押さえておきたい「17のチェックポイント」を厳選。
**「基礎ができてからでは手遅れ」**にならないよう、ぜひご参照ください。
目次
1. 基礎工事で大切な「流れ」と基本のチェック項目
なぜ基礎工事が重要なのか
建物の全荷重を受け止め、地面に伝える部分が「基礎」
耐震性や耐久性に直結し、ひび割れや設計ミスが後から判明すると補修が困難
基礎完成後に隠れてしまう部分が多く、オーナー自身によるチェックが大切
基礎工事の主な流れ
根切り(掘削):建物を支える深さまで地面を掘る
砕石敷き:砂利などを敷き詰め、地盤を平らに整える
防湿シート:湿気の侵入を防ぐために敷く場合あり
捨てコンクリート(ステコン):砕石上にコンクリートを薄く打ち、墨出しや配筋の精度を上げる
配筋工事:基礎内部に鉄筋(配筋)を組む
型枠(かたわく)設置:コンクリートを流し込むための枠組み
コンクリート打設:コンクリートを流し込み、固める
型枠脱型:固まった後、型枠を外して基礎完成
2. 本当に要注意!基礎配筋や型枠まわりの7つのポイント
以下の7項目はとくに失敗が多く、放置すると致命的なケースも。可能な限り現場を見学し、気になる点は写真に収めて担当者に報告しましょう。
型枠(かたわく)の傾き・つなぎ目
コンクリートを成形する枠組みが、しっかり垂直・水平を保っているか。
隙間が空いているとコンクリートが流れ出し、強度低下や美観が損なわれる。
配筋(鉄筋)の「並びの美しさ」
プロレベルでは「ピッチ(間隔)」や「鉄筋の太さ」も厳密に確認します
オーナーが見るポイント:一目見て「綺麗に整列している」かどうか。
雑然としていると、コンクリート打設後の強度不足や耐震性欠如のリスクが。
配筋同士の「定着」(重なり長さ)
鉄筋同士はしっかり重なり合い、十分な**「定着長さ」**を取らないと強度が落ちる。
目安は**「D(鉄筋径)×40」**。
「ピッタリ重なっていない」「短すぎる」場合は要注意。
かぶり厚さ(かぶり)
鉄筋とコンクリートの外面との距離のこと。
60mm(ベース部の下など)・40mm(立ち上がり部との隙間)などが基本。
足りないと、鉄筋が露出して錆びやすくなる→耐久性が落ちる。
アンカーボルトの高さ・傾き
基礎と土台(木材)を繋ぐための金物。
しっかり垂直か、必要な長さが出ているか(短すぎる・曲がっているのはNG)。
ホールダウン金物(柱固定用)
土台より長い金物で、柱と基礎を強固に繋ぐ役割。
傾きや曲がり、長さ不足などがないか確認。
コンクリート打設(2回打ちの場合)時の管理
1回で打設できる場合はベスト。
2回に分けるなら、接合面の処理が適切か要チェック。
「ダレ」や「ジャンカ(コンクリートの気泡や欠陥)」がないか、その後の仕上がりも確認。
3. 最後に見落とさない:仕上げ・金物など6項目の確認
基礎の高さ・幅
型枠を外した後、図面通りかどうか測ってみる。
極端に違う場合は要報告。
仕上がりのヒビ(クラック)
完成直後の**“微細なヒビ”は問題なし**なことも多い
隙間が4mm以上なら要注意。写真を撮り、すぐに担当者へ連絡。
防湿シートの破れ
配筋チェック中にうっかり踏んで破いてしまうケースも。
破れたらガムテープなどで補修し、監督にも伝える。
捨てコンクリート(ステコン)
砕石の上に薄くコンクリートを打ち、墨出し精度を上げる工程。
大きな不陸(デコボコ)がないか程度を確認。
砕石敷きの厚み
見た目にも分かるくらい露骨に薄すぎないか。
正確な数値はプロの計測だが、地面がまだデコボコのままなら要報告。
工事レポートや写真記録
必ず工務店・監督に「記録写真」をもらうか、自分で写真を撮って保管。
後々のメンテナンスや不具合時に有力な証拠となる。
4. 日々があっても大丈夫?注意すべきクラックとは
よくある「ヘアクラック」:幅0.3mm以下ほどの細いひび。
基礎表面に浅く入る場合は、問題ないことがほとんど
深い・太いクラック(4mm以上)
構造に悪影響を与えかねない要注意。必ず担当者に写真を送り、原因と対策を確認。
大切なのは「疑問はすぐ報告」 完成後に「クラックがあった」と言っても、直せる範囲は限定的 気づいたら即共有が建築オーナーの鉄則
5. まとめ:疑問は即座に担当者に。後から壊すと大損に
基礎は一度作ると、隠れて見えない部分が多い
小さな疑問・不安を放置して完成させると、補修が大がかりになって費用増大
現場に行けないときは、監督や担当者に「ミルシートなど書類や写真を共有してもらう」
何か気づいたら即“写真”+“報告”:お金も時間も余計にかからず済む
基礎工事は、あなたの大切な建物を下支えする“土台中の土台”。
質の高い基礎ができれば、その後の工程もスムーズに進むうえ、建物の性能・耐久性が飛躍的に向上します。
「やり直しが難しい工程」だからこそ、施工途中に現場へ足を運び、写真を撮り、気になる点はすぐ担当者に相談しましょう。
あなたの基礎がしっかりと“安心”を固めてくれる、大満足の仕上がりになりますように。
> 補足資料も無料配布中!
今回ご紹介した**「基礎工事17チェックポイント」をまとめた資料**を無料でダウンロード可能。
ダウンロード手順
動画概要欄にある公式LINEを友達追加
指定の文言を入力
基礎チェックの補足資料をゲットして、現場で役立ててください!
> 学び放題の有料サイト「オサック」もチェック
建築オーナーが最低限知るべき建築知識を体系的に学べるオンラインサービス
基礎から実施設計、現場チェックまで、まるごと学習OK
わからないことを曖昧にしない。
それだけで、あとあと数百万円の補修コストや大きなトラブルを回避できます。
自分の家は自分で守る——ぜひ本記事を参考に、基礎工事の現場へ足を運んでみてください。







コメント