その間取り…本当に必要?“予算オーバー住宅”を生む 7 つのNGプランと解決策
- 純 小池
- 5月26日
- 読了時間: 2分
結論
「必要十分」以外の空間は** = 80万円/坪で財布から蒸発します。
目次
はじめに|家づくりの目的を再確認
コストが跳ね上がる間取り7選
即チェック!図面診断フロー
無料DL『家電収納リスト』の使い方
まとめ|“必要十分”こそ最良の贅沢
1|建て主が忘れがちな“そもそも論”
家は 「モノをしまう倉庫」 でも「年数回の来客ホテル」 でもありません。
あなたが “毎日どう暮らしたいか” が軸。
目的を外すと ─
欲しかった部屋を泣く泣く削る
余計なローンで住宅破産 …という未来も
2|予算オーバーを招く 7 大間取り
# | 増額トリガー | 何が起きる? | 回避キーワード |
1 | 長すぎる廊下 | 1マス(910 mm)延びるごとに**+80 万円** | 廊下を“部屋の一部”に吸収 |
2 | 3640 mm を超えるスパン (構造グリッド無視) | 梁・柱が太く→材料&手間UP | 3,640 mmモジュールで設計 |
3 | “バンドワゴン”収納 (流行だからロフト・蔵・WIC大量) | 面積も仕上げも増→+数百万円 | 必要十分を数値化して確保 |
4 | 来客専用ゲストルーム | 年5回しか使わず300万円超 | LDK併設和室やホテル利用で代替 |
5 | 回遊動線×部屋数過多 | 建具・壁が増え施工費UP | 動線は“最短・共有”が鉄則 |
6 | 荷物中心のプラン (収納1人5帖オーバー) | 床面積・空調コスト雪だるま式 | “捨てる・残す”基準を先決め |
7 | 将来不明の多目的スペース | 使途未定でも建築費は満額 | 可変家具で後から対応 |
「床面積が同じでも」 壁・建具・梁・仕上げが増えるだけで予算は平気で 50〜200 万円跳ね上がります。
3|3分診断!図面コストチェック
赤ペンで廊下を塗りつぶす
総床面積の 10%超 なら危険信号
収納面積 ÷ 家族人数 を計算
目安 2帖/人 を超えたら見直し
“使う頻度” メモ を各室に貼る
★☆☆=年間1〜3回 → 面積を半減検討
4|無料ツール:家電収納リスト
全持ち物を「長さ×奥行×高さ」入力 → 必要収納量を自動算出
設計者に渡すと 過不足ゼロの収納 案が即出ます
下記よりダウンロード!
5|まとめ|“必要十分”こそ最高の贅沢
間取りは「足し算」より「引き算」が難しい
迷ったら → 「5年後・10年後に毎日使うか?」で判断
浮いた 80〜300万円 は
断熱・耐震UP
デザイングレードUP
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