【要注意】“安い建売”で後悔しないための13チェックリストと3段階最終審査|プロが明かす“価格カラクリ”完全版
- 純 小池
- 7月11日
- 読了時間: 3分
はじめに
「注文住宅は高すぎる… だから建売で妥協するしかない?」
いいえ、建売住宅こそ“見る目”が命。
建売が安い5つの理由
購入前に絶対確認すべき13項目
最後に後悔を防ぐ3ステップ審査法
を ぜんぶ日本語で分かりやすく まとめました。
読み終わる頃には「良い建売/危険な建売」を自分の目で見分けられます。
1. 建売住宅が“注文より安い”本当の理由〈5つ〉
# | しくみ | ポイント |
1 | 間取り・仕様を全棟共通化 | 設計図・確認申請をコピーできる=設計コスト激減 |
2 | 土地を一括購入し区割り | “まとめ買い割り”で坪単価ダウン |
3 | プロ限定のビルダー向け設備 | ショールーム非掲載の“業者価格”を適用 |
4 | 一括仕入れ交渉力 | 外壁材・フローリングなどを大量発注→単価圧縮 |
5 | 工期を徹底短縮 | 職人・監督をローテさせ無駄な待機日をゼロに |
⚠︎ ここが落とし穴
コストを削る=品質が落ちる ではありません。
しかし 「さらに安く」を追い求める業者 は 職人の手間賃を過度に削る 検査を省く …などのリスクを抱えがち。
だからこそ次章の“13チェック”が必要です。
2. 後悔しないための 13チェックポイント
A. 現場・書類編
工事現場の整理整頓
ゴミ・吸殻・工具の散乱は“腕より意識が低い”証拠
検査報告書のフルセット
地盤調査/配筋写真/コンクリート試験/金物検査…etc.
保証期間と定期点検スケジュール を明示
施工写真は棟ごと に揃っているか
性能数値が開示 されているか
UA値・C値・耐震等級 など
アフターメンテ窓口が一本化 されているか
施工会社の信用力
創業年数・決算公告・口コミを確認
B. 実地チェック編
扉・引き出しを全て開閉
ギシギシ音・建付けズレをその場で発見
設備メーカーとグレード を把握
ビルダー仕様でも機能比較は必須
敷地条件と生活動線
高低差・隣家窓位置・通勤通学ルートをシミュレーション
周辺相場と価格乖離
異様に安い or 高い場合は理由を掘り下げる
売れ残り期間
1年以上の在庫は要注意(銀行融資期限=1年が多い)
将来の家族構成まで仮想生活
子ども成長後、老後も使いやすいか?
3. 最終“3段階”審査でミス0へ
STEP | チェック内容 | 合格ライン |
① 現場確認 | 1・2・4・8 を現地で再チェック | 写真付きで記録 |
② 性能&保証確認 | 3・5・6 を書面で確定 | 数値と保証書を受領 |
③ 将来価値判定 | 7・9・10・11・12・13 を家族会議 | 10年後も“売れる/住める”と判断できるか |
まとめ|
“安いから”ではなく“良いから”建売を選ぶ
価格の裏側 を知れば、適正ラインが見える
13チェック で施工ミス・書類不足を洗い出す
3段階審査 で最後の取りこぼしを防ぐ
覚えておく一言
「予算不足で建売 ではなく 吟味した結果、建売がベスト 」
Comments