【神回】軒を活かした“カッコいい外観”を実現する方法— 水平デザインと凹凸感を意識すると外観は大変身!—
- 純 小池
- 2025年4月8日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年4月12日
はじめに
「軒が出ている、かっこいい外観に憧れるけど、提案されるデザインが全然イメージと違う……」
こんな悩みをお持ちの建築オーナーの方は少なくありません。
実は、軒のある家づくりでは 「ただ軒を伸ばすだけ」 では満足いく外観にはなりにくいのです。
本記事では、軒が出たカッコいい外観をつくるためのデザインポイントを、初心者でも分かりやすく解説します。
外観で失敗や後悔をしたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

1. なぜ「軒のある外観」はカッコいいのか?
1-1. 軒(のき)の役割
雨除け・日差し対策軒を出すことで、外壁や窓への雨だれ・日差しを軽減し、建物の劣化防止にも役立ちます。
日本の伝統建築にも根付く要素古民家や社寺建築など“軒が深い”デザインは、昔からの気候風土に合わせた知恵の結晶です。
1-2. 軒があると「かっこよさ」を感じる理由
立体的な陰影が生まれるのきが出ると、外壁面だけでなく軒裏の影が建物に深みを与えます。
水平方向を強調できる軒を水平に伸ばすと、建物が横にぐっと広がって見え、安定感や重厚感が強まります。


2. 軒を活かす“3つの外観テクニック”
軒を出すだけでは“そこそこ”に終わりがち。
ここでは 「水平方向の強調」「凹凸感の演出」「連続&シンメトリー」 をマスターして外観をグッと引き立てます。
2-1. 水平方向の強調
\● 建築の基本は「水平と垂直」
人間は“完璧な水平や垂直”を本能的に美しいと感じる習性があります。
地球や自然界には厳密な水平・垂直はなく、これらは人間が創り出すもの。だからこそ敏感に“ズレ”を感じ取るのです。
\● 屋根勾配を緩くする
三角屋根を緩やかな傾斜に変えると、高さを抑えた水平感がアップ。
軒自体は1m程度でも十分に“横方向”が強調され、重厚感が生まれます。

\● 外構(がいこう)計画と一体で
建物本体だけでなく、塀(へい)や門柱を横に長く伸ばすと、さらなる水平方向の効果に。
車庫(ガレージ)の屋根を建物と連続させ、一体感を演出するのも◎。

2-2. 凹凸感(おうとつかん)の演出
\● 立面に「出っ張り・引っ込み」を
玄関やバルコニーを前後にずらすなど、複数の“塊”を組み合わせると陰影や奥行きが際立ちます。
平面が一直線のままだと情報量が少なく“のっぺり”しがち。角度を増やして変化を加えましょう。

\● “多面体”を意識
外壁をいくつかの面で構成すると、より立体的に見えます。
ただし、複雑すぎると工事コストが上がるため、予算・構造強度と要相談。
2-3. 連続 × シンメトリーの窓デザイン
\● “連続”
窓を等間隔で並べると、人は“整列している”と感じて美しく見えます。
小さな窓を3連・4連などにするだけで、印象が大きく変化。
\● “シンメトリー”
中心線で左右対称、もしくは上下対称になる配置がシンメトリーデザイン。
国会議事堂や神殿などでも用いられる手法で、荘厳さ・高級感を与えます。


3. デザイン別・外観イメージの変え方
外観の完成度は色合い・素材でも激変します。以下の例を見比べ、自分好みを探してみてください。
シンプル×白×黒×グレー
無彩色ベースでシャープな印象
モダン好きの方におすすめ

落ち着き×ダークカラー
黒・ダークブラウンを主体に高級感アップ
重厚感ある“和モダン”や“クラシック”を求める方に

ナチュラル×木目系
白やベージュに木目をプラス
明るく自然なテイストで柔らかいイメージ

3-1. 外構ともカラーを合わせる
外構・塀・門柱・フェンスは建物と同系色でまとめる or 補色でアクセントに。
建物の色とミスマッチだと一体感が損なわれるので注意。
4. まとめ:軒+水平+凹凸感で“憧れの外観”へ
軒を出すだけでなく
屋根勾配を緩くし“水平”を強調
凹凸感(前後差)で陰影を演出
連続&シンメトリー で窓を配置
外観だけでなく外構やカラー計画とも合わせて考えると、まとまりのあるかっこいい外観に近づきます。
家づくりの外観に悩む方は、まず “水平方向” と “凹凸感” の要素を意識してみてください。
それだけで、平凡だった建物が一気に “上質なデザイン” に変わる可能性大です。
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「軒を活かしたかっこいい家」を目指すなら、ぜひ今回紹介した “水平デザイン”“凹凸感”“連続&シンメトリー” を採り入れて、他にはない外観づくりを楽しんでください。
素敵な家づくりを応援しています!







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