【注文住宅のデザイン迷子にサヨナラ!】“本当にデザインができる”担当者の見極め方とは?
- 純 小池
- 2025年4月1日
- 読了時間: 5分
「こんな家にしたい」「あの外観が憧れ!」と、たくさんの画像やイメージを準備して打ち合わせをしているのに、なぜか担当者が提案してくるデザインがピンとこない……。
「担当者はデザインが得意と言っていたはずなのに、なぜ私たちの望むイメージにならないの?」とお悩みの方は意外と多いものです。
本記事では、注文住宅のデザインにおいて“本当にデザインができる担当者”を見極めるためのポイントを分かりやすく解説します。
目次
なぜ「デザイン得意」と言うのに理想と違う提案になるのか
デザインは“センス”だけではない!本当に大切なのは“言語化”
ここをチェック!担当者の「デザイン力」が分かる3つのポイント
要注意!“自己満”デザインを押し付ける勘違いパターン
まとめ:建築オーナーが「いい担当者」を引き寄せるコツ
1. なぜ「デザイン得意」と言うのに理想と違う提案になるのか
● 担当者の「デザイン勉強不足」が原因かも
建築学科や専門学校では、多くの場合「感覚的」なデザイン指導にとどまることが少なくありません。
「ここはもっとカッコよくして」「もう少しバランスが悪い」など、抽象的な指導で終わってしまうケースも…。
その結果、「なぜそのデザインが良いのか」をきちんと言語化して伝えるスキルを身につけられないまま、実務に入るプロも多いのです。
● 実は“言語化”こそが大事
デザインの根拠や特徴を、建築オーナーが理解できる言葉で説明できないと、「自分好みのデザインになるはず」と言われても、結局は担当者の独りよがりの提案になりがち。
お客様が「うん、納得!」と思えるプレゼンをしてくれないと、出来上がるデザインは「なんか違う…」の連続に。
2. デザインは“センス”だけではない!本当に大切なのは“言語化”
● センスがある=上手くデザインできる、ではない
建築やファッションなどで「センスがいい人」が存在するのは事実。ただし、それをお客様の希望に活かして形にするには“言語化”が不可欠です。
たまたまセンスが良くても、説明できずに押し付けるだけでは、お客様は納得できません。
「なぜ、そこに窓を配置したのか」「どうしてこの素材と色合いを組み合わせたのか」をしっかり説明することで、「理想の家」に近づけるのです。
● しっかり学んだ人は“デザインの成り立ち”まで説明できる
北欧風デザイン、モダンスタイル、和モダン…それぞれの成り立ちや歴史を理解している担当者は、「どう組み合わせればその雰囲気が出せるか」を論理的に知っています。
自分の好きな空間テイストや、ピンタレストなどで集めた画像を見せたときに、担当者が「あ、このイメージは○○な成り立ちで、こう表現すると近づけますよ」と具体的に語れるかが大きなポイント。
3. ここをチェック!担当者の「デザイン力」が分かる3つのポイント
1. 提案図やCGを見せたあと“しっかりプレゼン”しているか?
ただ「いかがですか?」と見せるだけでは要注意。
デザインに自信がある担当者は「この外壁が○○の理由」「この窓の位置は△△だから最適」と具体的に言語化してくれます。
2. あなたが集めた“イメージ写真”をどう料理してくれるか?
建築オーナーとしては、ピンタレストや雑誌で好きな外観・内装の写真を集めて渡しますよね。
それらを踏まえ、「これとこれを組み合わせると、こんな感じになる」と納得させてくれるか。プロならば「ここは日本の法規上むずかしいので、こうアレンジしました」ときちんと説明できるはず。
3. “成り立ち”や“背景”に関する知識を持っているか?
北欧スタイル・モダンデザイン・インダストリアルなど、それぞれの成り立ちを知らないと、形だけを真似してしまいがち。
「なぜそのデザインはこの素材や色合いが必須なのか?」など、担当者が背景まで語れるかをチェックしてみましょう。
4. 要注意!“自己満”デザインを押し付ける勘違いパターン
● 「僕のセンスが最高だから」と自我を押し付ける
実は建築の世界には、「自分のやりたいデザインだけを通す」という“勘違いデザイナー”もいます。
こういう人は、お客様が理解できるように一生懸命説明するのではなく、**「いいから任せとけば間違いない」**で済ませがち。
出てきたプランもお客様の要望を反映していないことが多く、完成時に「こんなはずじゃ…」という結果になりやすい。
● 難しい専門用語で煙に巻く
口先だけはペラペラと専門用語を並べ、「わかったような、わからないような…」とされるケースも注意。
結局お客様が納得していないのに、「プロっぽい雰囲気」に押し切られると、後で後悔する可能性大。
5. まとめ:建築オーナーが「いい担当者」を引き寄せるコツ
「なぜ、このデザインが良いのか」を言語化できるかどうかを見極める
担当者にプレゼンをしてもらい、根拠をしっかり確認しましょう。
ピンタレストなどで好きなイメージを見せて、解釈や組み合わせを提案してもらう
あなたの要望を的確に汲んでいるか、口先だけでなく論理的に説明できているかをチェック。
背景・成り立ちを含めて“デザイン”を理解しているか見てみる
北欧風や和モダンなど、デザインの由来を知る担当者ほど、ブレない提案ができます。
もし担当者が「なんか信用できない」と感じたら、勇気を持って担当者変更もアリ
家づくりは数千万円規模の大きな買い物。相性の悪いデザイナーに妥協すると、必ず後悔します。
こんな担当者なら安心!
あなたが提示した参考画像を見て、しっかり分析し、法規や予算に合わせてアレンジを示せる
デザインの歴史的背景や成り立ちをわかりやすく説明できる
提案のプレゼンで具体例を出しながら、あなたが「なるほど!」と思える言葉を使ってくれる
デザインはセンス“だけ”ではなく、言語化・説明力が命。
たとえ担当者の“会話力”が高くなくても、あなたの要望を本気で汲み取り、「こうすると○○だから良いんです」と具体的に返してくれるなら、その人は本当にデザインができる人といえます。







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