【必見】LDKをさらに広く見せる“2つの新テクニック”とは?
- 純 小池
- 2025年4月2日
- 読了時間: 4分
前回の「LDKを広く見せる方法」でもお伝えしたように、床レベルをそろえて外部空間(バルコニーやテラス)とつなぐだけでも、空間は驚くほど広く感じられます。
しかし今回は**「さらに2つ」**新たな工夫を加えて、よりダイナミックにLDKを広げるテクニックをご紹介します。
これを知るだけで、あなたのLDKに対する設計の見方が一変するかもしれません。
目次
前回のおさらい:LDKを広げる基本テク
さらに2つの要素をつなげると空間が変わる
天井をつなげる
壁をつなげる
実際の施工で注意したいポイント
まとめ:3つのつなぎ+2つの新テクでLDKをもっと広く!
1. 前回のおさらい:LDKを広げる基本テク
● 床をつなげる
LDKと外部空間(テラス・バルコニー)の床レベルをそろえ、立ち上がりを極力なくすことで内外を一体化する方法です。
重要なのは「色・向き・幅」を合わせること(3つの相言葉)
色合わせ:室内床と外部の床材を似たトーン・色合いに
向き合わせ:フローリングの木目・貼り方向と外のデッキ材の向きをそろえる
幅合わせ:1枚のフローリング幅とデッキ材幅をそろえ、継ぎ目を意識させない
これだけでもLDKは格段に広く感じられますが、さらに**「天井」と「壁」をつなげる**ことで空間の連続性をより高められます。
2. さらに2つの要素をつなげると空間が変わる
1) 天井をつなげる
● 室内天井から軒裏・上階の底面まで連続させる
2階LDKなら上階の床下部分(軒裏)を同じ素材・色合いでそろえる。
1階LDKでも、日差しを深く出して軒裏と天井を同素材でまとめるなど、視線が外へ伸びる仕掛けを作る。
● 同じ色・素材を使い“向き・幅”も意識
室内天井が白なら、外部の軒裏も白系塗装(あるいは同系色)で続ける。
木目で統一するなら、室内の天井と軒裏を同一素材(またはそっくりな代替素材)で合わせる。
外部の天然木は経年変化で色落ちが起きやすいので、樹脂系板材・ケイカル板など、外部用の耐候性素材を選ぶと◎。
● 窓の配置に工夫を
天井をつなぐ際、大きな窓の上端部分が天井とフラットになるよう配置できるのが理想。
もし既存プランで窓が高く配置できないなら、天井自体を少し下げて軒裏との連続面を確保したり、2段窓で上部に小窓を設けるなど柔軟に対応する。
2) 壁をつなげる
● LDKの壁と外壁を連続させる
2階LDKならバルコニーの内側壁、1階LDKなら隣地側の目隠し壁などを室内壁と同素材・同色でまとめる。
窓を開けた時、壁がぐっと外へ伸びているように感じられ、奥行きや広さを錯覚しやすくなる。
● 素材・色・質感をそろえる
天井同様、「外部はサイディング、室内はクロス」とまったく違う素材ではつながり感が弱い。
タイルや木目、塗装など同系色にするだけでも“一体化”の印象は大きく変わる。
● 袖壁や構造壁に注意
構造上どうしても袖壁が必要な場合は、構造計算や補強を検討しつつ、袖壁をなくしたり短くしたりできないかを検討。
どうしても残す場合でも色や素材で工夫すると、目立ちにくくなり、連続感が保たれます。
3. 実際の施工で注意したいポイント
防水や経年劣化への対策
軒裏や天井を同素材にするなら、室外部材の耐候性を確保。
天然木は外部で色味が変わりやすいので定期メンテを見込む。
構造安全性の確認
大きな開口(窓)や袖壁を削除する場合は、構造計算を必須で行い、大地震でも安全な補強を施す。
コストバランス
高級素材を全面に使うと費用が上がりがち。見せたい部分と妥協できる部分を分け、コスト調整を行いましょう。
4. まとめ:3つのつなぎ+2つの新テクでLDKをもっと広く!
「床」の連続(色・向き・幅合わせ)
「天井」を連続させる
「壁」を連続させる
これらを組み合わせれば、LDKは視覚的にどんどん広がっていきます。
窓上端を天井ラインと合わせる、室内壁と外壁を同素材でつなぐなどのディテールは、少し手間がかかりますが、その分大きな効果が得られます。
必要に応じて袖壁や立ち上がり・タレ壁を減らし、床・天井・壁の連続性を高めましょう。
狭いと諦めず、「内外を一体化する」発想でLDKを最大限に活かしましょう。
このテクニックは注文住宅はもちろん、リノベーションなどでも応用可能。ぜひプランニングの参考にしてみてください。
「こんな家にしたかった!」と感じられるLDKを手に入れたいなら、ぜひ今回の「天井と「壁をつなぐ」テクニックを活用してみてください。
実際のプランで試してみると、その違いに驚くはずです。







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