【完全版】自分に適したフローリング選び|種類・価格・失敗しないポイントをプロが徹底解説
- 純 小池
- 2025年4月14日
- 読了時間: 3分
1. まず押さえるべきは「単層」と「複合」の2大分類
種別 | 構造 | 主なメリット | 主なデメリット |
単層(無垢) | 1枚の天然木だけで構成 | ・質感と香りが“本物” ・削り直しで新品同様に再生可 | ・価格が高い ・反り・隙が出やすい ・床暖房NGが多い |
複合(合板) | 合板+化粧層を多層接着 | ・寸法安定性◎ ・床暖房対応が豊富 ・コスパが良い | ・化粧層が薄いと再研磨不可 ・経年でプリント柄が色あせる |
2. 複合フローリングは“化粧層”でさらに3タイプ
挽き板(ひきいた)厚み2〜3mmの天然木スライス
無垢に近い質感
床暖房OKの商品が多い
突き板(つきいた)0.2〜0.6mmの天然木シート
コスト◎
傷が深いと下地が見える
プリント合板木目を印刷したシート
最安価格帯(㎡あたり3,000円〜)
“本物感”は弱いが水・汚れに強い表面処理が豊富
3. 価格相場とライフサイクルコスト
タイプ | 材料+施工費(㎡) | 張替え目安 | トータルコスト試算* |
無垢オーク15mm | 11,000〜15,000円 | 20〜30年ごとに再研磨 | 60年で約1.1〜1.3倍** |
挽き板12mm | 8,000〜12,000円 | 表面再研磨×(1回限度) | 60年で約1.0〜1.1倍 |
突き板12mm | 6,000〜9,000円 | 20年で張替え | 60年で約1.4倍 |
プリント合板 | 3,000〜6,000円 | 15年で張替え | 60年で約1.6倍 |
60年間で必要な張替え・再研磨を含む概算* 無垢は再研磨3回を想定
4. 失敗しない“5つの選定ステップ”
ライフスタイルを整理
ペット・子ども・床暖房の有無を明確に。
デザインの方向性を決める
Pinterestなどで“好きな床色”を50枚保存→色傾向を可視化。
メンテナンス許容度を確認
オイル仕上げの無垢=定期ワックス必須。
ショールームで実物を踏む
サンプルだけでは硬さ・反射率は判断不可。
見積書は“㎡単価”で比較
「材工共○○円/㎡」を統一してもらうと比較がラク。
5. よくある質問(FAQ)
Q1. 無垢でも床暖房を入れたい!
A. 床暖房対応の“挽き板”が最も現実的。
どうしても無垢なら幅90mm以下・含水率管理済の商品を選びましょう。
Q2. ペットの引っかき傷が心配です。
A. UV硬化塗装の挽き板 or プリント合板+ペット対応コーティングが◎。
無垢はオイル仕上げだと爪痕が残りやすい。
Q3. LDKと水回りで素材を変えても良い?
A. 段差を“見切り材”で処理すれば問題なし。
LDK=無垢、洗面=耐水フロアタイルなどゾーニングがおすすめ。
6. まとめ|
“フローリングはお金”——だからこそ戦略的に選ぶ
単層 vs 複合 の構造を理解
複合の中でも 挽き板・突き板・プリント を使い分け
価格だけでなく 60年スパンの維持費 を試算
この3ステップを押さえれば、見た目・快適性・コスト のバランスが取れた“後悔しない床”が手に入ります。
次にやることチェックリスト
家族構成と床暖房の有無を書き出す
気になるメーカー3社のショールームを予約
工務店に「材工共㎡単価」を統一した見積書を依頼







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