【97%が損している】“知らないうちに決められる13項目” ─ 注文住宅オーナーが絶対に確認すべきチェックリスト
- 純 小池
- 2025年4月14日
- 読了時間: 9分
はじめに
「細かいところ、いつの間にか施工されてる…」
「聞いてないのに“うちの基準でこうなります”って言われた…」
家づくりにおいて、こうした経験や不安を抱える施主(オーナー)さんは少なくありません。
実は建築のプロでも、デザインや細かい仕様にまったく興味がない“担当者” がいるのは事実。
結果、「勝手に決まっていた…!」というパターンは大いにありえます。
本記事では、プロが“基準”と称して勝手に決めがち な代表的な13のポイントをまとめました。
施主側からしっかりチェック・質問しないと、気づいたときには「イメージと違う…」と後悔必至。ぜひ最後まで目を通して、納得できる家づくり を進めてください。
1. 窓の枠 ― “四方枠” or “上枠なし” でデザイン激変
なにが勝手に決まる?
工務店・ハウスメーカーによっては、窓まわりの 四方枠(上下左右にぐるっと枠が付く)を“標準”として当たり前に採用するケースがあります。
どう違う?
四方枠:窓まわりに木の見切りが出て「縁取り」っぽくなる
上枠なし:もっとシンプルに見せる(インテリアのモダン感アップ)
ポイント
窓デザイン全般を“どんな仕上がりにしたいのか”先に伝えましょう。
枠色 も重要(白い壁に木目枠だと意外と目立つ)。
> 対策「うちはシンプルモダンが好きなので、上枠無し&色を壁と合わせたい」など、事前に希望を言っておく。
2. 巾木・廻り縁 ― 床壁・天井壁の“つなぎ目”がやぼったくなる?
なにが勝手に決まる?
床と壁の境目に取り付ける “巾木” や、天井と壁の境目に取り付ける “廻り縁”。これらが標準施工 で付くかどうか、または色や高さ・形状も現場任せにされがち。
どう違う?
巾木あり:壁紙の剥がれ防止や掃除のしやすさはアップ。ただし“見た目”は出っ張る。
廻り縁あり:天井と壁のつなぎ目を隠す効果。ただし“和風っぽい”印象になる場合も。
ポイント
巾木は基本、付けたほうが汚れにくい。しかし 高さや色 は要確認。
廻り縁なし仕上げも可能だが、ひび割れリスクや施工難度が上がるので施工店と相談。
> 対策「廻り縁は無しにしたい」「巾木をなるべく目立たない薄型に」など、デザインの好みを具体的に伝える。
3. アクセサリー
― トイレットペーパーホルダーやタオルバーのデザイン
なにが勝手に決まる?
トイレのペーパーホルダー
洗面室のタオル掛け・フック
玄関まわりの小物掛け など
よくあるトラブル
標準が “昭和感” すごいプラスチック製 のペーパーホルダー。
打ち合わせで細かく決めてなかったら、完成後に「ダサい…」「こんなの頼んでない!」。
ポイント
追加費用は意外に安い(2,000〜5,000 円アップなど)場合あり。
豪華ホテル風・カフェ風など、“見た目が好き” なアクセサリーを自分で選択可能。
> 対策プランニングの段階で「ペーパーホルダー・タオルバーも納得いくものを選びたい」と念押し。カタログやネット通販商品を見ながら打ち合わせする。
4. 壁紙の見切り ― 吹き抜け壁で “謎の横ライン” がドン!
なにが勝手に決まる?
高天井・吹き抜けなど 壁が高い部分 で貼り分けをするため、途中に “見切り材” が入るケース。施工業者が “作業効率” で勝手に決めることも。
よくある例
せっかくの大きなアクセントクロスに、突然 白い帯状パーツ が走る…
後から「これ何!?」「うちの標準です」で済まされる。
ポイント
見切り材の有無、位置、色 を事前確認。
壁紙の接合部をシンプルに見せる「職人の手間がかかる施工方法」もあり、追加費用の可能性。
> 対策「吹き抜け壁を一面ぜんぶアクセントにしたいので、見切り材なし施工は可能?」と、はっきり要望する。
5. 水切り・笠木 ― 外観を台無しにする“金属の線・フタ”
なにが勝手に決まる?
基礎と外壁の間にある “水切り”、バルコニー手すり上部の “笠木(かさぎ)”。
色・素材が標準で「シルバー」などに固定され、外観と激しく不一致。
よくある例
真っ黒ガルバリウムなのに 基礎ラインだけピカピカのシルバー…なんて悲劇。
ポイント
水切り・笠木も 色の選択肢あり(ブラックや外壁色に合わせるなど)。
意外と目立つ箇所なので「外観イメージを崩す」大きな要因になる。
> 対策「水切り・笠木は外壁と同色か、目立たないように合わせたい」と必ず確認する。
6. 床の見切り ― フローリングとタイルの境目に“やぼったいレール”
なにが勝手に決まる?
リビングの床をフローリング、キッチンをタイルなど 異素材を併用 する場合、その境目に 見切り材(レール) がつく。
よくあるトラブル
「え? こんな アルミ色のレール は聞いてないんだけど…」「もっと薄くて控えめにできないの?」
ポイント
床の高さが違うと段差用レールもつく可能性大。
材質・色・段差の有無を要確認。
> 対策「フローリングとタイルの境目は薄型 or 同色レールがいい」など、写真やサンプルを見てしっかり相談する。
7. エアコン室外機 ― “正面外観” にドーン…ありえる!
なにが勝手に決まる?
エアコンの室内機だけ打ち合わせして、室外機の置き場 はスルーされがち。
結果、完成後に「なぜか一番目立つ道路側に室外機が…!」になるケースが多い。
ポイント
外観重視で隠したい → 配管距離・費用 が増える場合もあり得る。
性能的には窓のすぐ下 or 近い位置のほうが効率良いが、デザインとトレードオフ。
> 対策「室外機はどこに置くのか、正面側は避けたい」と早めに伝え、配置図面を確認する。
8. 室内ドア ― 枠・レバーハンドル・色まで標準で終わる?
なにが勝手に決まる?
扉本体のデザイン、枠の色、レバーハンドルの形状まで「標準仕様」で強制。
「なんとなく白ドアでOK」で選んだら、実は木目調の白 でイメージ違い…など。
ポイント
ドア枠の色や見込み寸法 も空間イメージに大きく関わる。
レバーハンドルの金属色だけ浮いてしまうパターンも多い。
> 対策「無垢系ドアにしたいのか? ハイドア? モダンな黒ハンドル?」細かい希望を伝えてサンプル確認。
9. 網戸 ― 横すべり窓だと“固定型” が標準かも?
なにが勝手に決まる?
引き違い窓なら一般的網戸、縦滑り・横滑り窓だと 固定式 or ロール式 など様々。
知らずに「固定で外せない…掃除できない…」「開け閉めが超面倒」になりがち。
ポイント
オプションで ロール式網戸 を選べる場合あり。ただし費用アップの可能性。
デザイン重視の窓には サッと引き込めるタイプ でスッキリさせる手も。
> 対策「この窓の網戸はどんなタイプ? 固定式ならロール式に変えられる?」とチェック必須。
10. 雨樋(あまどい) ― 外観の“命取り” になる色・ルート
なにが勝手に決まる?
外壁はこだわったのに 雨樋が真っ白 or グレー などで台無し。
ルートが正面を縦断して “ポツン” と目立つ場合も。
ポイント
樋の色は複数選択肢あり(黒・外壁同色など)。
配管ルートもある程度アレンジ可能。
それでも性能上どうしても正面になるケースもあるが、ずらせる範囲をプロに聞く。
> 対策「雨樋は外壁に合わせたい/正面は極力避けたい」と最初に伝え、立面図で要確認。
11. 火災報知器 ― 天井で不自然に目立つ位置に…
なにが勝手に決まる?
火災報知器は法令で設置義務。煙式 or 熱式 のタイプや位置が厳密ルールになっている。
とはいえ 何cm 離すか の範囲内に融通がきくケースもある。
ポイント
「LDK の天井にどーんと真ん中」→ シンプルな内装を壊す例多し。
壁から 90cm 離す など法的制約あるが、多少の移動は可能。
対策
“火災報知器の天井位置” を必ず担当者に質問する。
こだわり強いなら「可能な限り隅に寄せたい」と交渉。
12. スイッチ・コンセント ― 色や形まで細かく指定しないと“昭和感”…
なにが勝手に決まる?
建物中のコンセント・スイッチが「標準の白プレート」で統一される。
アクセントクロスが黒なのに 白いコンセントがぽつん と目立つなど。
ポイント
配置数も重要だが、プレートやカバーの色・形状 も要チェック。
黒壁に黒スイッチだとカッコよく隠せるが、オプション費用の場合あり。
対策
“標準” の種類を確認 し、アクセント壁や床色に合わせたプレートを選ぶ。
家電収納リスト を作り、必要コンセント数を事前把握。(当チャンネルでも解説)
13. その他:こだわれば“もっと良くなる” 小ポイント
ベランダ排水口や各種換気扇カバー、照明器具 の色なども見落としがち。
まとめて打ち合わせ する施主ほど、これらを深堀りする時間が取れず “標準処理” で完了しやすい。
「細かいところのビジュアルも大切なんです」と堂々と主張すれば対応してくれる可能性大。
まとめ
家づくりで “勝手に決まってた…” となりやすい 13 項目をご紹介しました。
思い返すと、どれもプロが意識すれば “提案・相談” すべきポイント ばかり。しかし、残念ながら デザインに興味がない担当者 は放置しがちなのも実情です。
ポイントは 契約前&プラン作成時 に「ここをしっかり打ち合わせしたい」と伝える “標準だから” で済ませず、どう工夫すれば理想に近づくか提案を求める 費用が大きく上がらない パターンも多いので、まずは確認
家づくりは一度きり。
細部が雑に決まると、完成後に「なんでこんな見た目に…」とガッカリしかねません。
ぜひ今回の 13 項目を “チェックリスト” に活用し、納得いく家づくり を実現しましょう!
よくある質問(Q&A)
Q1. それぞれを変更すると値段が大きく上がらないか心配です
A. 変更費用は わずかなケースも多い です。
例えばスイッチやコンセントのプレート変更は数千円〜、タオルバーなども 1 万円以下で好みのものに変えられる場合が多いです。
逆に 一切聞かれず “標準” のままだと デザイン台無しになることも。
Q2. すべて要望を言うと、施工店に嫌がられませんか?
A. きちんとした施工店なら「言われて助かる!」が本音。
施主の好みを理解しないままだと 後からクレームになる 可能性も高まるため、むしろ前倒しで確認してくれる施主さんは歓迎されます。
Q3. 施工店が「工事が進みすぎて今さら変更できない」と言ってきました…
A. 工事段階で遅すぎる場合は、やむを得ない面も。
ただし 本来は打ち合わせ不足。できる限り早期(契約前〜プラン確定時)に「デザイン・配置・色味まで」要望を固めましょう。
家づくりの細部まで“納得”して大満足に!ちょっとした確認と要望で、仕上がりも毎日の暮らしの満足度も段違い。
ぜひ今回の 13 項目を参考に、あなたの理想の住まいを手に入れてください。







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