建築デザインの決め方で後悔しない為のノウハウ大公開!
- 純 小池
- 2025年3月10日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年3月18日
画像の“まるパクリ”はNG?建物のデザインを決めるコツを徹底解説
「自分の好み通りのデザインにしたい」
「でも、上手な決め方がわからない……」
こんなお悩みを抱える建築オーナーの方、必見です。
この記事では、建物のデザインをよりスムーズかつ的確に決めるためのポイントを、初心者にもわかりやすくまとめました。
先ずはAmigo小池のピンタレストは下記より!
1. デザイン決めにありがちな大きな間違い
1.1 いきなり“ジャンル”から決めるのは危険
「リゾート風」「北欧風」「モダン」「和モダン」など、デザインのジャンルはあくまで“イメージをざっくり分類”したものにすぎません。
ジャンルを先に絞り込むデメリット
「モダンにしたい!」と決めつける → それ以外のテイストの情報を排除してしまう
本来気に入るはずだった雰囲気・素材・空間構成などを見逃しやすくなる
正しいステップ
まずは幅広く画像を収集する
たくさんの候補を “なんとなく好み” で振り分ける
整理した中で、自然にジャンルが見えてきたら「どれが自分に合うか」を後で確認
ワンポイント 「ジャンル→デザイン画像検索→決定」ではなく、情報を幅広く集めて→ジャンルを“後で”まとめる。
1.2 画像を“そのまま”依頼するのはNG
「この写真そっくりに作ってください!」とプロに丸投げしてしまうと、完成してみたら全然イメージが違うという結果になりがちです。
なぜ?
写真通りの寸法・土地条件・構造・法規などが すべて一致 しないと、同じものは作れない
似た雰囲気のデザインでも、光の入り方・敷地の大きさ・予算が違えば別物になる
正しいステップ
“方向性”を表す参考素材 として画像を使う
写真のテイスト・色・素材など 「何が好きか」 を言葉にし、プロと意見交換しながら調整
2. なぜ「好みを言葉にする」ことが大切なのか?
2.1 プロへの丸投げが招く悲劇
よくある失敗例
有名建築家や設計士に全権委任 → “建築家の作品” ができあがる
使ってみたら「自分たちの暮らしに合わない」「動線が不便」「空間が使いづらい」
“血迷い住宅” “手抜き設計” と感じてクレームに発展することも
2.2 建築オーナー自身の考えが入らなければ意味がない
家を使うのは あなた
設計・施工のプロは家を「作るだけ」
どこに、どんな空間を、どんな使い方で……は オーナーの価値観 が最優先
だからこそ、自分の希望を明確にしないと「出来上がりは全然ちがう家」に。
2.3 “使い方”を言葉に落とし込もう
例:「子ども部屋」
ただ“子ども部屋が欲しい”と言うだけでは不十分
「お子さんがどんな風に育ってほしいか」「いつ独立するか」「どんな習い事をするか」など
深い生活イメージ を言語化し、整理してはじめて建物の具体デザインに落とし込める
3. 画像の“パクリ”ではなく「模写」で学ぶ
3.1 パクリと言っても“そのまま”ではない
4ステップ動画 で紹介したように、画像を “パクる=真似する” と表現
ただし “写真通りに”再現する のが目的ではなく、模写(モシャ) の発想に近い
絵の練習 で、有名な画家の筆遣いや構図を学ぶ → 自分の作品に活かす
建築でも、優秀な設計士ほど他の建築家の図面・写真を真似して書いて学んでいる
3.2 “バランス”を抽出し、自宅へアレンジ
気に入った写真がある → 「何が魅力か」「何を学ぶのか」を分析する
例:光の取り方・家具レイアウト・素材の組み合わせ・色彩バランスなど
そこから 自分の敷地・間取り・予算にあわせて 再構成する
「写真と同じ壁色」でも、天井高や窓の位置が違えば印象は大きく変わる
“似せる”にあたっては、プロとの相談が不可欠
4. 100点満点を狙わず“80点”でOK
4.1 理想を追いすぎると疲弊する
完璧を目指すほど、イメージと違う部分が気になり始める
デザイン調整に調整を重ね → 工事スケジュールも遅れる → 予算オーバーに
結局「何が正解だったのか分からない……」と混乱する
4.2 小さな改良を重ねて“自分のベスト”へ
画像のテイスト A を大枠としつつ、少しずつ改良
テイスト B や C の要素を無闇に混ぜると「ラーメン×クレープ×ピザ」状態
1つのテイスト(方向性)をベースに、プラスαを試しては微調整 を繰り返す
最終的に 80点で満足できるデザイン になれば、使いやすさ・自分らしさも十分
5. 今日から始める「デザイン決定」の流れ
ピンタレストなどで画像を大量に収集
ジャンル・スタイル・国など制限を設けず幅広く
集めた画像を“好み”か“違う”かでざっくり仕分け
なんとなく似た方向性のものが出揃ってきたら、そのパターンを優先
デザインの方向性を言語化
色味・素材感・明るさ・雰囲気など、写真の魅力を言葉で伝える
使い方(暮らし方や目的)との関連性も忘れずに
プロと擦り合わせしながら“味付け・改良”
「この写真の壁の色は気に入ったが、天井はもう少し低く…」など要望を細かく調整
違う写真の要素を混ぜすぎないよう注意
最終的に 80点を目指す
無理に 100点(写真そっくり)を求めると、現実とかけ離れた設計に陥る
まとめ:建築オーナーこそ“デザインの主体者”に
ジャンル先行はNG
まずは“情報の幅広い収集” → 後から必要に応じてジャンル分け
写真のまま依頼せず、方向性を話し合う
敷地・法規・予算が違えば写真通りは不可能。似た雰囲気をどう落とし込むかがカギ
自分の理想や使い方を言葉でまとめる
おしゃれ写真だけでは、暮らし方は反映されない。目的・用途・ライフスタイルを整理
“模写”の姿勢で学ぶ
プロもみんな、過去の名作を研究→自分の作品へ活かしている
建築オーナーも、まずは参考写真を読み解いてみよう
100点は狙わず、80点で満足できるデザインに
やりすぎると迷走しがち。程よい所で「自分らしい納得」へ落ち着くのがベスト
POINT
デザインはただ見た目を決めるだけでなく、自分の暮らし方や目的を整理し、落とし込む作業。
たくさんの画像を集め→分析→言葉にし→プロと相談して改良する。
ここでこそ、あなたの「本当に好きなデザイン」「使いやすい空間」が完成します。
デザインは情報整理 の一言に集約できます。情報をどれだけ集め、どう整理し、どう使い方に落とし込むか。
ぜひ本記事をヒントに、後悔のない家づくり・建物づくりを実現してくださいね。







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